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GOKIGEN Life

糸島

福岡県糸島市



たしかな暮らし広がる里山。

「魏志倭人伝」に出てくる伊都国とはまさにこの糸島のこと。
歴史は縄文・弥生までさかのぼり、天照大神のルーツがあるといわれるなど、日本の歴史にとってユニークな位置づけにある地域です。
その中で、10数軒が寄り添って暮らす佐波地区の堀という小さな集落にお邪魔させていただいています。
ここに、「食べ物、仕事、エネルギーを自分たちでつくる」をコンセプトにして若者が共同の暮らしを営む、「いとしまシェアハウス」があります。
小さな集落で協力し合う暮らしやコミュニティのあり方、「その地に生きる」ことの意味を考えさせられる里山です。

「彼(唄い手)の父親も唄い手だった。」

(50代・農家)

ここでは、おそらく日本で一番小さいのでは、と思われるほどこじんまりとした盆踊りが行われています。
ハレの日のわりには着飾ることもなく、びっくりするほど簡素な飾り付けで、男性が真ん中で演奏をして女性が周りで踊る。
昔から変わらないであろう集落の夏の風物詩。
楽器や唄、合いの手(唄や踊りの調子に合わせてはさむ掛け声)すべてが口伝で伝えられているそうです。
ここでの盆踊りは決して特別な行事ではなく、きっと踊ること以上に皆さんが顔を合わせて健康を確認し合う。
そんな、ささやかな日常の延長にある一日なのだろうと感じさせるものです。

「自分たちの暮らしが海の生態系まで繋がっている。」

(30代・シェアハウス住人)

いとしまシェアハウスには上下水道がなく、山の水をひいて排水は川にそのまま流れ、その川は海に流れていきます。
人間の生活水が自然と直結しているからこそ、自然に負荷をかけないよう日々の暮らしのあちこちに人間本位ではない知恵と工夫が凝らされています。
そして、食べものは田畑で育て、山で狩り、海で採り、自然の恵みを目いっぱい享受しています。
「食べたものが自分になる感覚を磨きたい。」
「もう一度自然とつながる、そういう時代が来ている。」と語るシェアハウスの住人たち。
時代を見つめる確かな暮らしがここにはあります。

「ここで大切にしていることは、夕食を共にすること。」

(30代・シェアハウス住人)

いとしまシェアハウスでは、メンバーそれぞれが作った料理を一緒にみんなで食べることを大事にしているそうです。
その時間の中に大切なことが含まれていて、ただ住むだけの場所ではない食を通じたコミュニケーションを取っているとのこと。
食を囲む中から信頼や絆が生まれ、野良仕事などの共同作業につながっていくのでしょう。
また、「この地に生きることは地域があってこそ。」と語る彼らは、地域の方々との交流や地域行事を大切にしています。
ここでは、シェアハウスを中心にした温かな地域コミュニティの輪の広がりを感じられます。

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