GOKIGEN Life

2021/02/15 00:00

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【ごきげん暮らし便り】とは
毎月1日にGOKIGEN Nipponの代表 北原太志郎が日々の暮らしの中で感じたことを投稿します。
そこで浮かんでくる問いかけのようなものを受けて、さらにゲストの方が発信をします。
ちょっとした文通のような、ご縁がつなぐ企画です。(毎月1日、15日に更新)
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いろんな人が笑顔で交わっている風景。
僕がつくり出したい風景は、まさにこれだ。

風景というと、自然の風景を思い浮かべる人は多いと思う。
僕も今までにたくさん、素敵な自然の風景に出会ってきた。
でも僕は自然の風景よりも人が作り出してきた風景に感動することが多かった。

自然の風景は、初めて見た時にどれほど感動したとしても、2回目以降に見た時はその感動は1回目より大きくなることはない(あくまで僕の感覚だが)。
でも、いろんな人が笑顔で交わっている風景の感動はいつも新鮮だ。

例えば、何かの舞台を作るためにみんなで練習していよいよ舞台に上がり、公演後に観客席を眺める景色。あるいは、自分に会う為に訪ねてきてくれた友人達が笑顔で交流している風景。
その時に広がる風景には本当に心を揺さぶられる。


僕は今、長崎県の離島対馬で、海の前の一軒家で8人の仲間達と一緒にコミュ二ティ拠点を作っている。元パチンコ屋の空き空間に、リビング、キッチン、部屋、テラス。
ここを毎日のように誰かが訪れてくれ、週末にはいろんな人達が入り混じっている。ここで見えている風景は、幸せそのものだ。

でもこの先、もっといろんなことが起こっていくだろう。
コロナが少し落ち着いたら、日本中の、そして世界中の仲間が交流する場所になるだろう。自然といろんな言葉が混ざり合い、みんなの笑顔が溢れる空間になる。僕はそんな空間を夢見ている。

笑顔溢れる空間の後ろでは、鳥のさえずりがきこえ、山に沈みゆく夕陽を背景に、海を眺める。
そんな風景に出会えるのが楽しみだ。



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名前:巴山 剛(かんじぇ)
所縁のある地域:大阪府堺市、東京都、韓国(ソウル、仁川、富川、釜山)、神奈川県横浜市、福岡県福岡市、長崎県対馬市

長崎県の離島対馬でコミュニティ拠点hatoba立ち上げ。
日本のよさこいと朝鮮半島の民謡アリランをmixしたよさこいアリランを踊る「はなこりあ」で活動。
材料や廃材から楽器・オブジェを制作し公演やワークショップを行う韓国の社会的企業「noridan」の公演チームで活動。
長崎県環境アドバイザーとして環境問題と音楽を融合したワークショップを行う。
津軽三味線演奏。
海洋プラスチック問題に取り組む為に、韓国アーティストと共同で「海ごみ三味線」を制作し、韓国済州島現代美術館で合同展示・パフォーマンス・ワークショップを行う。

Facebook:Tsuyoshi Tomoyama Kangje
Insta:kangje_yo(個人)
    hatoba_space(対馬コミュニティ拠点)
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